令和3年の初夏に立ち上げたホームページが、満1歳を過ぎて、順次3つのサイトを新設いたしました。

まず、「情報」です。教育はもとより年金、医療、健康づくりなどの新しい情報を掲載しています。次に、「支部のページ」です。支部同士の情報交換が可能となり、更なる活動の活性化を期待しています。そして、「関連サイト」です。全連退や東北協議会にかかわる情報をいち早く提供できるようになりました。

また、この度開催されました第40回教育研修会西置賜大会の様子をユーチューブで配信するなど、山形県退職校長会のホームページは、この秋に一段とパワーアップしています。

つながりは、本会の生命線です。退職校長会という立ち寄り処で、ともに学校の応援団として現場を支え、いろいろな活動を通していきがいを創造していくのが山形県退職校長会です。同じ校長職にあったという仲間として、このホームページを現職校長先生方にも是非ご覧いただけることを願っています。

若者の教職離れが続いています。わたしたちは、採用倍率は年ごとの採用枠に影響されることから、受験者数の推移を注視してきました。本県では、中学・高校にやや改善傾向が見られるものの、小学校での減少は歯止めがかからない状況です。教員を輩出してきた貯水池の枯渇が心配される中、講師等臨採教員の不足も続いています。

教職の喜びや誇りを知るわたしたちが、側面や背面から学校を支えようと始めた活動の重点は、4年目となりました。

 

「教師の喜びと生きがいを伝えていこう-先生って「いい仕事」なんだ-」

人と人、支部と支部、現職と退職者がつながるためには、リアルタイムでの情報の共有化が課題です。県事務局と各支部と各会員が、つながりたい時に通じ合える環境を常態的に整えていくことで、新たな時代に進んでいきましょう。

令和4年10月

山形県退職校長会

会長 鈴 木 弘 康